Photographsky

《旧》写真:椎木広 ブログ 「新サイト・ブログに移行しました」
earth

earth 2

雨の極端に少ない日々が続いているが、南海上には台風があり、湿った空気が流れ込んでいる。この雰囲気を吹っ飛ばすべく取り出した1枚。一見すると爽やかな音が聞こえてきそうなスリーヴ・デザインなのだが… カフェのBGMにはならないので要注意。重くまとわりつくようなノイズの流れが、部屋の空気を一変させる。DoomやDroneと形容され、メタル系音楽の亜種という文脈で語られるが、もう少し違った地平が見えるように思う。

Earth / Earth 2 - Special Low Frequency Version
レーベルはあの Sub Pop。93年の作品なので、もはや20年も経っている。

| 音楽 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
Dr. Feelgood 改善箱

All Through the City

昨年発売された Dr. Feelgood "All Through the City (With Wilko 1974-1977)" の新装版が登場していた。プラケース仕様となったがディスクの内容は同じ。本来ならば新装版は購入する必要はないところだが、指摘されていた [Disc 2] の音レベル異常が今回(密かに)改善されているとの報告があり、安かったこともあって購入することにした。聴いてみると、確かに当初発売のものとは違っており、修正されている。

Taking No Prisoners

今度は、コレ↑ "Taking No Prisoners (With Gypie 1977-81)" が出る模様。Wilko Johnson が去り、Gypie Mayo が加入した時代の音源集である。実はこの期のものは、これまでごく僅かしか聴いたことがない。

| 音楽 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
Kraftwerk 来日中なのだが

Kraftwerk

70年代から活躍するテクノの重鎮 Kraftwerk (クラフトワーク) が来日中である。今回は公演日ごとに異なるプログラム、彼らのアルバムを日替わりで再現していく、という趣向もあり、たいへん注目度の高いツアーとなっている。それに、今後どれだけ彼らのライヴをこの日本で体験できそうかということを想像してみても、見逃すわけにはいかないのではないかといえるのだが、ここ数年、すっかり宅聴派となってしまっている身としては、彼らのBOX SET "The Catalogue" を日替わりで楽しんでいる状況なのである。

| 音楽 | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
訃報 | Jeff Hanneman (Slayer)

slayer: Reign In Blood

1986年、AB両面を30分を切る猛スピードで駆け抜けていく、彼らの代表作でもあるアルバム"Reign In Blood"は、当時十代の自分にとって、過激一辺倒なサウンドとダークな世界観に彩られた詞、そしてジャケットに描かれた不穏なイラスト、裏ジャケのメンバー写真とあらゆる面で衝撃的な一枚だった。その Slayer の Jeff Hanneman (g) の訃報が入ってきた。享年49歳である。

私自身は、この手の音楽から遠ざかって久しいが、時おり先に挙げた"Reign In Blood"を耳にすることもある。Jeffの作であり彼らの代表曲といえる冒頭の"Angel Of Death"からスピード全開で、アッという間に雷鳴が轟く(ラストの"Raining Blood")という、とてつもないエネルギーが放出される30分間は今聴いても十分な凄味を感じる。

| 音楽 | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
OMD | English Electric

OMD: English Electric

OMD (Orchestral Manoeuvres in the Dark) の新作"English Electric"は、彼らの往年のスタイルを踏襲しながらも、単なるベテラン化によるルーティンワークではない躍動感あるサウンドで貫かれ、好ましい内容に思える。実験性とポップ・センスという点では、後者のウェイトが強く表れているけれども、所々挟まれた短い非楽曲的なトラックには、4thアルバム"Dazzle Ships"(1983年)を想起させるところもある。Paul Humphreys がボーカルをとる"Stay With Me"は、同じく彼のボーカルによる叙情的な名曲"Souvenir" (81年の3rdアルバム"Architecture & Morality"に収録)からの系譜ともいえる、暖かなメロディに満ちた楽曲だ。前作"History of Modern"(2010年)から今作と、なかなか嬉しい復活劇ともいえる彼らの活動ぶりである。パッケージのアートワークは、おなじみ Peter Saville 。

| 音楽 | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
訃報 | Storm Thorgerson (Hipgnosis)

ヒプノシス

往年のブリティッシュ・ロック、プログレッシヴ・ロック好きには、なじみ深いであろうデザイナーの Storm Thorgerson (ストーム・ソーガソン[トーガソン])の訃報が入ってきた。氏を含めたアート集団Hipgnosis (ヒプノシス)が手がけたアートワークに包まれたレコードを目にすると、それだけで聞こえてくるであろう音楽に期待していたものだ。私にとって、その多くは時代的に後追いであるが、代表作ともいえる牛の写真を用いた Pink Floyd "Atom Heart Mother"のスリーヴをはじめとした、Pink Floyd の諸作品は自身の音楽的そして芸術的関心をより深みに導くきっかけとなったものである。

彼(ら)のデザイン表現は、写真のみならず、グラフィック、タイポグラフィなど様々であるが、写真あるいは写真をベースに構成されたものに基盤があるように思われる。写真というものが、一見、現実を忠実に再現しているように見えるという仕組みを、非現実的な光景(そのような演出)に適用することで、現実-非現実の平衡感覚に揺さぶりをかけるような視覚的効果と心理的効果を生み出し、音楽の世界観を強く印象づけるものになっていた。

かつて、私のよく聴く音楽ジャンルには、彼(ら)のアートワークによってパッケージ化されたレコードが多くあり、色々と聴いてきたのだが、その後、私自身の音楽的関心の変化もあって、今ではそれらの多くを聴かなくなってしまっている。だが、ヒプノシスの作品集は時々取り出して眺めている。

| 音楽 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
Amok

AMOK

Radioheadのトム・ヨークによるソロ・アルバムから発展したプロジェクトである Atoms For Peace のアルバム"Amok"が先頃リリースされたので、これまで何度か聴き続けていた。当然ながら Radiohead の作品とはサウンドが異なるため、トムのボーカルによって Radioheadとの系統性が意識されるとはいえ、Radioheadの近作よりは新鮮味を感じていたのだが、その一方で、ここ最近この手の音楽(UKロック〜エレクトロニカなどの種類)から重心が離れつつある自分があることをより一層確認することに至ったのである。そういえば Radiohead の過去作品を聴くことも激減してきているここ数年である。

そういうこともあって、mbvやDepeche Mode の各新作についてもまだ購入に及んでいない。

| 音楽 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
22年ぶりとは | mbv

mbv

油断している隙に、My Bloody Valentine の新作が発表された(22年ぶり!)。まずはダウンロード販売のほか、YouTubeにも公式にアップされており、そこから何曲か聴いてみた。MBVらしい轟音ロックの2013年版という趣で、悪くない印象だが、ここしばらく、この手のサウンドから離れつつある身としては、逆に91年当時の音楽シーンの懐かしさが鮮明に甦る気持ちだ。

| 音楽 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
今でも Depeche Mode

Delta Machine

ここ数年は、ニューアルバムいわゆる新譜というものをあまり手にしなくなってきており、もっぱらかつての音源の再発モノに目が向いている状況。2012年も、はてどれだけの新譜を耳にしただろうかと思い出してみたが、片手で足りる程度であった。

そんな中、今年に入って気になる新譜情報が入ってきた。DEPECHE MODE(デペッシュ・モード)のニューアルバム"Delta Machine"(ジャケット写真上)が3月にリリースされる模様。というわけで、彼らの80年代の作品を取り出して聴いていた↓

Depeche Mode CD

この種の80年代の音楽、特に年代を感じさせる電子音主体のサウンドは好みを分けるところだが、僕は当時から耳に馴染んでいるのであまり気にならない。とはいえ今でも頻繁に聴くというわけではないが、今後しばらくは聴き直す機会が増えていくだろう。この3枚は彼らの2nd〜4thにあたり、基本的に若さを感じさせるものの、アラン・ワイルダーという重要なメンバーの加入(3rd以降)を経ながらキャリアを確立していく過程が伺える。

| 音楽 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
FRF、ただし2012ではなく

FRF2002
2002年のFUJI ROCK FESTIVAL会場

今年も恒例のFUJI ROCK FESTIVAL (フジロック)が苗場にやってきた。ちょうど昨日までの金土日3日間だったわけだが、私が観に行ったのは、もう10年近く前までのことである。1998年(この年のみ都内=豊洲にて行われた)、2002年そして2003年の計3回である。当時は、まず観たいアーティストがあった上で、さらに一緒に行く人間や現地で合流できる人間がいたということもあって、絶対行くぞという気分的な盛り上がりがあった。しかしその後は、そんな要素が減ってしまい足が向かなくなり、それから随分と長い年月が経過してしまった。

毎年、夏になると野外フェスのことを思い出すのだが、音楽への関心は薄れていないにもかかわらず(方向性は変化してきているが)、ライブ全般に出向くことが無くなってきて、もっぱら宅聴派になっているので、今後FRFを観に行くようなことがあるのかどうか、何とも言えないところだ。

| 音楽 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |