一定期間更新がないため広告を表示しています
往年のブリティッシュ・ロック、プログレッシヴ・ロック好きには、なじみ深いであろうデザイナーの Storm Thorgerson (ストーム・ソーガソン[トーガソン])の訃報が入ってきた。氏を含めたアート集団Hipgnosis (ヒプノシス)が手がけたアートワークに包まれたレコードを目にすると、それだけで聞こえてくるであろう音楽に期待していたものだ。私にとって、その多くは時代的に後追いであるが、代表作ともいえる牛の写真を用いた Pink Floyd "Atom Heart Mother"のスリーヴをはじめとした、Pink Floyd の諸作品は自身の音楽的そして芸術的関心をより深みに導くきっかけとなったものである。
彼(ら)のデザイン表現は、写真のみならず、グラフィック、タイポグラフィなど様々であるが、写真あるいは写真をベースに構成されたものに基盤があるように思われる。写真というものが、一見、現実を忠実に再現しているように見えるという仕組みを、非現実的な光景(そのような演出)に適用することで、現実-非現実の平衡感覚に揺さぶりをかけるような視覚的効果と心理的効果を生み出し、音楽の世界観を強く印象づけるものになっていた。
かつて、私のよく聴く音楽ジャンルには、彼(ら)のアートワークによってパッケージ化されたレコードが多くあり、色々と聴いてきたのだが、その後、私自身の音楽的関心の変化もあって、今ではそれらの多くを聴かなくなってしまっている。だが、ヒプノシスの作品集は時々取り出して眺めている。
この年も西へ向かった。写真は深夜の車窓から。「しずおか」の駅名標が見える。ホームに人影はない。車内からの目線の低さは、そっち方面の方ならおわかりかと思うが、「サンライズ出雲」に乗車していたからである。震災の少し前、2月の旅だった。
大阪には何度か足を運んでいる。2008年は写真展開催のため何日か当地に滞在した。よく晴れた秋空の下、カメラを手に歩き回った。この時はモノクロフィルムとデジタル一眼を併用していた。写真は大阪市西成区にて。
開花後、気温が下がる日もあったりして、けっこう長持ちした今年の桜だが、現在は散り始めている。先日の風雨に続き、今週末さらに強力な嵐がやってくる予報もあり、その頃には今年の桜は完全終了となるだろう。
本日より発売開始された数字選択式宝くじの新商品「ロト7」を2口ほど試しに買ってみた(1口300円)。初回につきキャリーオーバーはないため、8億円が出ることはないが、それでも1等4億円(理論値)が一応期待できる。抽選は5日(金)。