Photographsky

《旧》写真:椎木広 ブログ 「新サイト・ブログに移行しました」
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
20/400

先日選んだ約400枚の候補から20枚ほど選び、それぞれプリントしてみる。写真によってプリント余白の取り方が異なる。そのあたりも、始めから想定しながら最終選考を進めている。ただ必要枚数だけを選択する、というのは難しく、構成を考えることと同時にセレクトも進めていかないと具体的なイメージが掴めない。つまり、最初はこの写真、次にコレ、そしてコレ、という風に、ある程度直感で決めて行くというわけだ。

この場合、バリエーションを考え出したら、また迷いが生じるので、とにかく一つの順番で決めて行き、余程違和感を覚えない限り修正しない。何とか順調。でも1週間でここまで(20枚まで)。別にこればかりやっていたわけではないので。最終的には50〜70枚に落ち着かせる計画だ。

| 写真 | 23:56 | comments(0) | - |
英国amazonから

英国amazonから

英国(UK)amazonから届く。これまで米国(US)amazonは何度か利用していたが、英国からはこれが初めて。すべてではないけれども、円高の関係で異様に安いものがある。

18日午後発注、18日夜発送、そして今日24日到着だ(いずれも日本時間)。Standard Shipping でも十分に早い。箱は日本amazonよりもコンパクトに梱包できるタイプだ。

中身については、おいおい触れる機会があるかもしれないが、安いものは日本国内価格の3割くらいだった。

| 音楽 | 19:33 | comments(0) | - |
復活の日 - The Stone Roses 再結成

The Stone Roses

The Stone Rosesが再結成した。彼らが80年代末に英国から大絶賛の声と共に登場してきた当時のことはリアルに覚えている。決して充実していたとは言い難い80年代ロック・シーンをふまえ、新たな時代の到来を告げる歴史的革命のような評価も踊っていたものだ。

先日のThe Smithsについてのエントリーでも書いているけれど、その頃の僕はMetallicaとかSlayerとか、ゴリゴリとハードなサウンドをいちばん熱心に聴いていたこともあり、The Stone Rosesのサウンドにはどこか儚げな印象を抱き、当時はそれほどまで入れ込むことはなかったし、そのシーンにおける重要性にもピンとくるものを感じなかったものである。身近には、UKロックを中心に聴いているような連中、つまり音楽誌「rockin' on」を愛読しているような連中がいて、彼らが「とにかくすごいバンドが現れたんだ」と異様に盛り上がっていたのを知っている。

Slayerの雄叫びにエキサイトしていたような僕からすれば、The Stone Rosesについては、こういう脱力感のあるボーカルが今どきなんだろうね、というくらいで冷静に聴いていたけれど、その後のオルタナティヴなロック・シーンの展開を経験するにつれ、そうか、そういうことだったのか、と気付いていき、今では彼らの音楽は欠かせないものになっている。今回の復活劇で、彼らはこの時代にどういうものを生み出すのだろうか。

ちなみにMetallicaとかSlayerなどメタルやハードロック系の音楽に対しては、90年代以降僕は疎遠になっていったのだが、両者とも現役で活動を継続していることには賞賛の声を惜しまない。

| 音楽 | 21:19 | comments(0) | - |
秋の空は待ってくれない

夕空変化

秋である。23時の気温が12度台。なかなかなものである。明朝は1ケタか? 暗くなるのもすっかり早くなった。夕焼け空もわずか2,3分でご覧の変わりようである。この変化の様子を見ていると、かつて土門拳が夕暮れの平等院鳳凰堂を撮影した際のエピソードを思い出すのである。

| つくば | 23:25 | comments(0) | - |
今でもこの1枚だけは - PINK FLOYD リマスターから

The Piper At The Gates Of Dawn

先頃、リマスター再発となったPINK FLOYDの作品群だが、僕が手にしたのはこの1枚(The Piper At The Gates Of Dawn)だけ。10年くらい前だったら、おそらく全CD購入だったかもしれないが、今ではいわゆるプログレと呼ばれる音楽への興味が薄れてしまっていて、後のプログレとは違ったサイケデリックな世界を展開するSYD BARRETT在籍期だけが鑑賞の対象になっている。

ある時期、プログレ関連のCD類をまとめて売却した時に、この1stも一緒に処分してしまっていたのだが、やっぱりこれだけは取り戻さねばと、ちょうど今回の再発のタイミングに再購入したわけである。すでに何度も耳にしているものだが、久々に数回リピートするほど聴いてしまった。試しにと後のプログレ期の作品もYouTubeで再確認してみたけれど、今の僕にはそれほどの感慨は得られなかった。以前のプログレ本命で聴いていた頃だったら正反対の感想になっていただろうが。

背景に見えるのはSYD BARRETTのソロ作品たちで、これらもリスニングに欠かせないものだ。

| 音楽 | 23:26 | comments(0) | - |
写真の束

プリント

約400枚ほどプリント。これがすべての候補となる。ここから絞り込んでいくのだが、その過程が一筋縄では行かないことは、これまでも経験済みである。ただ、今回は候補を選ぶまでの段階でこれまでにない紆余曲折と根本的な練り直しがあったので、ここから先の視野はある程度クリアである。

今回は当初、候補となりそうな写真の数が多すぎて手に負えなくなってきたので、ある時期から、一つの作品を組み上げるために、二つの作品を同時に組むという試みを行った。そうすることで、これはこちら、あれはそちら、という風に、整理がつくようになったのである。この400枚は「こちら」側のものである。

10月も半ば、日暮れも早くなり、そろそろ今年も終わりかという雰囲気になってきつつある。年が変わる頃には次作の具体的な姿が見えているはずだ。

| 写真 | 22:53 | comments(0) | - |
当時は目もくれなかったのだが - The Smiths Complete

The Smiths Complete

スミスのアルバム8枚がリマスターされ、BOXセットとなって発売された。1984年から1988年にかけて、振り返れば四半世紀前頃に世に送り出された作品群である。

当時を思えば、僕の興味は完全に別の方向を向いていた。USヒットチャート〜ハードロック〜70年代ロックという具合に聴き漁っていたので、UK発のスミスにはどうしても食指が動かなかった。特に80年代以降のUKロックに関心が向き始めたのは、すでに90年代に突入しようかという頃だった。それでも興味の中心とまではなり得ず、スミスをまともに聴いたのは、90年代後半頃だったと思う。

当時から多くのファンの支持を集めていたのは知っていたのだが、それも納得の名作群である。なぜスミスの音楽にあの頃反応できなかったのか、それは言っても仕方のないことではあるが、ロック史的には良い作品にあまり恵まれなかったとも言われる80年代に、これほどまでリアリティある作品を生み出したスミスを今聴くことで何かを取り返せそうな気がする。それが錯誤だとしても、そう思わせるほどにスミスの音楽は今も生きている。

| 音楽 | 23:52 | comments(0) | - |